学内のエンゲージメントを高める近道は、学生と教職員が自分の大学を語れるメディアを作ることです。
なぜ重要か
「この大学の一員であることが誇り」という感覚——組織同一化——は、掲示や式辞では育ちません。自分や仲間の物語が名前つきで語られる体験が、所属を自己定義の一部に変えます。そして内部コミュニケーションの研究が示すとおり、一方向の告知より双方向の対話を持つ組織ほどエンゲージメントは高い。学内メディアは、その対話の場になります。
学内メディアの設計ポイント
要点は三つです。(1) 主役は執行部ではなく学生と現場の教職員に置く。(2) 抽象的な「取り組み」ではなく、固有名詞と情景で語る。(3) 単発の特集ではなく、週次・月次で回る編集体制を作る。もう一つ大切なのは、学内向けの物語がそのまま学外への広報資産になることです。Edelman Trust Barometerが毎年示すとおり、公式発表より「自分と似た立場の人」の言葉が信頼されます。学生が語る大学は、入試広報にとっても最強のチャネルです。施策の選び方はインナーブランディングの施策10選が参考になります。
実績 — TEAM JOSAI!(城西大学)
城西大学の公式WebマガジンTEAM JOSAI!は、「大学の全てを共創」をコンセプトに、駅伝をはじめ学生の挑戦を学内外へ伝える場として設計しました。「TEAM JOSAI!」という名前自体が、学生・教職員・卒業生・地域をひとつのチームとして束ねる旗印になることを狙った企画です(制作概要はWorksへ)。
さらに詳しく
エンゲージメントを測る設計はインナーブランディングの効果測定で扱っています。学内から始めるメディアを具体的に設計するなら、記入式のメディア設計ガイド[大学版](無料・記入式)を。誰が何を担うかの体制表まで埋められます。
